「マスタールール5」が許せない。
「マスタールール5」が許せない。
マスタールール(2020年4月1日改訂版)の概要 | あそびかた | 遊戯王OCG デュエルモンスターズ
いや「マスタールール5」ってなんだよ。
人の慣れというものは恐ろしいもので、「マスタールールは名称変更無し」という変更を行った結果、脳がおバグりになられた方々を大量に生み出し「マスタールール5」という俗称が誕生しました。
どこの誰が決めたかもわからない(わかる)ルールに従うくらならユーザーでルールを決めてしまえという流れ、懐かしいですね。
(⌒,_ゝ⌒)ブースター可愛いですね。
名称を変えない点そのものに関しては肯定的です。
ルールの名称が異なる場合、「スピードデュエル」や「ラッシュデュエル」のように別のルールとして区別し、同時に運用されることを前提としています。逆に、マスタールールのように過去のものを使用しないのであれば、名称を変更する必要はありません。
レーザーレーサーが速すぎるから布地に関するルールを変更したとか、ピンクのシューズが流行ったので底の厚さに制限をかけようとかそういうルール変更があっても、名称を変える必要はありません。単に「ルールが変わりました」で終わりですよね。
(「〇〇ルール」などの通称はついたりしますが)
そして、
- エキスパートルール:生け贄召喚の概念の誕生、魔法罠の使用回数撤廃
- 新エキスパートルール:先攻ドロー、デッキ切れ、手札制限の追加
- マスタールール:用語変更、シンクロ召喚追加
- マスタールール2:優先権のルール変更、エクシーズ召喚追加
- マスタールール3:ペンデュラム関係のルールの追加、先攻ドロー廃止、あとなんか色々
- 新マスタールール:リンク関係のルールの追加
遊戯王はこれだけルール変更をしてきましたが、ゲートボール等を除いて、変更前のルールで遊ぶ機会ってほぼ無いですよね。フリー対戦で「マスタールール2でいいですか?」とか言わないじゃないですか。
リミットレギュレーションはまさにそうで、大体「◯年◯月制限」と呼ばれます。未来の制限を適用することはあっても、日付を過ぎれば遡及して適用することも無いですよね。リミットレギュレーションは名称変更無し・日付による認識のすり合わせが可能な以上、マスタールールも「2020年4月ルール」で伝わるはずです。
同じルールでありかつ過去のものが使用されない以上、ルールの名称を変える必要はありません。むしろ運用されない以上、上書きという形で対応する方が自然ですらあります。
とはいえ「名称を変えていた今までが間違っていた」という話でもありません。
新ルールの周知という視点で見れば、名称が変わり「見慣れない名前があるな」で目を留めてもらえる可能性は十分にあります。
ただ、ここに来て変更しないという選択をした結果、混乱したユーザーはマスタールール5という善意の電子ドラッグを生み出し、マスタールール5は「マスタールール5なんて無いんですが?」という争いの種となり、コロナウイルスは来日、マスクがバカ売れした結果花粉症患者は苦しみ、ノンシュガーの単独ライブに落選するわ、今週の二乃は可愛いし、五等分の花嫁は累計1000万部を超え令和を代表するラブコメとなりました。おめでとうございます。
慣例を変えたことにより造語が爆誕した一方、「ルール変更に名称の変更を伴う必要は無いのでむしろ自然な形に戻った」という考えも出来るこの状況に対し、この行き場の無い感情をどこにぶつければいいんだ。今なら二乃や三玖の気持ちがわかる。わからない。
とグダグダ書きましたが4月以降は新マスタールールとマスタールール(2020年4月1日改訂版)を区別する必要が無いのでどうでも良くなっていると思います。とりあえず2020年の4月に改訂されるから、暫定的にマスタールール4とお呼びしないか?
おつかれさまでした。