【遊戯王】デュエビアの泉~明日使えるかもしれないルールをあなたに~
皆さんは”遊戯王のルール”を知っていますか?
ルール、それはプレイには全く役に立たないムダな知識。
決闘者はなぜ、ルールミスを嘆くのにルールを追い求めないのでしょうか?
かのSF作家のアイザック・アシモフはこう言っています。
今日は一体、どんなムダルール――”デュエビア”が私達を”へぇ”と言わせてくれるのでしょうか。
今回の企画について
この記事では「遊戯王のルール」について、思わず「へぇ」と言ってしまったり言わなかったりするような小ネタを紹介します。
内容は往年の名バラエティ「トリビアの泉」のパロディ記事です。*1
記事の流れとしては
- 各小ネタの紹介
- 解説
- 獲得「へぇ」数
の繰り返しとなります。
各ネタの「へぇ」について
事前に紹介するネタを5人の方々にお送りし、各ネタを四項目5へぇ満へぇの計20へぇ満へぇで評価してもらい、合計100へぇ満へぇで採点しています。
刺身さん、さりあさん、アッキさん、アーモンドさん、チキン南蛮さん、ご協力ありがとうございました。
それではさっそく本題に移りましょう。
まずは、こちらのデュエビアです。
東京都 こしをふるものラジオさんからのデュエビア
\おっリンクリボー/
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
どういうことなのか確認して頂きましょう。
こちらが確認のVTRです。
確認VTR
コストと言えば、遊戯王というゲームにおいて切っても切り離せないシステムの一つであり、時には「ドラゴン族」や「レベル1モンスター」など特殊な条件を要求することもある「効果を発動するため」に必要な条件である。
「裏側表示でもリリースだけはコストとして支払える」とはどういうことなのか、コストに詳しい専門家の先生は、こう語る。
\へぇ~/
まとめ
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
補足デュエビア
パーフェクトルールブック2018にはこのように記載があります。
●「〇〇族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。」など、そのカードの発動・処理を行うために特定の条件を持つモンスターを墓地ヘ送る/手札に戻す/デッキに戻すなどの必要がある場合、その条件を満たしているのかお互いに確認できないため、裏側表示のモンスターを選ぶことはできない。ただし、アドバンス召喚のリリースや、効果の発動・処理を行うために特定の条件のモンスターをリリースする必要がある場合は、自分がコントロールする裏側表示のモンスターをリリースすることができる。
また、融合召喚の素材にする場合や、特殊召喚の素材としてデッキに戻すなどの処理を行う場合は、裏側表示のモンスターを選ぶことが出来るので注意が必要です。
リンクリボーはオフ会環境でもそれなりに見るので、使う機会が多いかもしれないですね。
獲得へぇ:44へぇ
続きまして、こちらのデュエビアです。
東京都 にんげんさんからのデュエビア
\おっ神の宣告/
\へぇ/\へぇ/\へぇ/
なんとなく知ってますね。
それでは、確認のVTRです。
確認VTR
反転召喚といえば、裏側守備表示モンスターを表側攻撃表示に変更する行為のことで、誰しも一度は行ったことがある有名な行為であるが――
反転召喚について詳しい、専門家の先生はこう語る。
まとめ
\へぇ/\へぇ/\へぇ/
補足デュエビア
特殊召喚されたモンスターが裏側守備表示になろうが、裏側守備表示で特殊召喚されてその後反転召喚されようが
- 「通常召喚したモンスター」になるということはない
- 「特殊召喚されたモンスター」としての扱いはそのまま
ということになります。
なお、この件について事務局にメールで確認を取ったところ、
と回答を頂きました。「エルシャドール・シェキナーガ」等、「特殊召喚した」というステータスを参照するカードを使用する場合には使えるかもしれないですね。
獲得へぇ:37へぇ
続きまして、こちらのデュエビアです。
東京都 Shakeboyさんからのデュエビア
\未来融合!/
えぇ~!?
\へぇ/\へぇ/\へぇ/
これはつまり、「エンドフェイズに発動する」という効果でも、発動せずに一度相手に効果の発動タイミングを渡せるということですよね?
どういうことなのか確認して頂きましょう。こちらが確認のVTRです。
確認VTR
「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」のダメージ効果や、「リミッター解除」の自壊など、特定のフェイズには「必ず発動する効果」や「適用しなければならない処理」などが存在する。
フェイズ開始時の優先権はターンプレイヤーにあるため、当然それらがあればターンプレイヤーが処理しなければならないように思えるが――
特定のフェイズでの処理に詳しい、専門家の先生はこう語る。
\またお前かよ/
まとめ
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
補足デュエビア
パーフェクトルールブック2018にはこのように記載があります。
例:相手ターンに相手が「青天の霹靂」で特殊召喚した「オレイカルコス・シュノロス」を、次の自分のターンに「強制転移」を発動してコントロールを変更し、さらに「リミッター解除」を発動して攻撃力を倍にした。そのターンのエンドフェイズでは、まず自分が「リミッター解除」の『この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。』効果を適用するかどうかを選べる。ここで適用した場合は「オレイカルコス・シュノロス」は破壊され「青天の霹靂」の『次の相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。』効果は適用されなくなる。逆に自分が「リミッター解除」の効果を適用しなかった場合、相手が「青天の霹靂」の効果を適用するかどうかを選べる。ここで適用した場合は「オレイカルコス・シュノロス」は持ち主のデッキに戻るが、適用しなかった場合は「リミッター解除」の効果が必ず適用され、結果的に「オレイカルコス・シュノロス」は破壊される事になる。
そして、お互いに優先権を放棄したあとで強制効果や処理すべき効果がある場合、ターンプレイヤーが先にその発動や処理を行うことになります。
なお、専門家の先生によれば「ターンプレイヤーが優先権を放棄する場合、先に処理することによってターンプレイヤーに不都合が生じることが殆どであり、大抵の場合は相手プレイヤーも優先権を放棄するのが最適解になるため、正直なところ優先権を放棄しても結果としては変わらないだろう」とのことです。
ですよね。
獲得へぇ:49へぇ
続きまして、こちらのデュエビアです。
東京都 しんげん坂さんからのデュエビア
\カイエントークン/\懐かしい~/
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
「消滅すると思っていた」との声も出ていました。
こちらが確認のVTRです。
確認VTR
今回は、モンスター装備の第一人者こと、「サウザンド・アイズ・サクリファイス」さんと――
トークンの第一人者、「冥府の使者カイエントークン」さんのご協力のもと、本当にトークンが装備カードになるのか検証を行う。
早速、検証して頂いた。
5秒前!
4……
3……
2……
1……
違いますそのコーナーじゃないです。
せっかくなので、色々なトークンを装備出来るのか試してみた。
\踏まれてるじゃねえか/
\ちょっとそういうのマズいんじゃないの~!?/
まとめ
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
補足デュエビア
装備カードにしたモンスターのステータスを参照するカードの場合、トークンを生み出したカードに元々の攻撃力が記載されていればそのステータスを参照することが出来ますし、「?」であれば参照することが出来ません(※裁定①)(※裁定②)
トークンを装備カードにする処理について、念のためにメールにて確認を行ったところ、「トークンとして使用しているものを魔法罠ゾーンに置いて遊んでください」との返答を頂きました。
ちなみに私は、男性器を装備カードにすることはないですが、男性器にはしっかりと装備をする派です。
獲得へぇ:56へぇ
続きまして、こちらのデュエビアです。
東京都 あばれるピカチュウさんからのデュエビア
\また神の宣告?/
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
いったいどういうことなのでしょうか。
こちらが確認のVTRです。
確認VTR
「神の宣告」と言えば、有名な「召喚無効」の効果を持つカウンター罠である。
しかし、神の宣告は「モンスター効果の発動」や「チェーンに乗る特殊召喚」を無効にすることは出来ない。一体どういうことだろうか。
神の宣告について詳しい、専門家の先生はこう語る。
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
まとめ
\へぇ/\へぇ/\へぇ/\へぇ/
補足デュエビア
こちらのQ&Aにあるように、「〇〇召喚する」効果は「〇〇召喚する」直前までの効果処理を完了した後に、自分のモンスターゾーンのモンスターを素材として、ただちに〇〇召喚を行わなければならない、とされています。
よって、チェーン1で発動した効果であれば、直前に「チェーンに乗らない特殊召喚が行われた」扱いとして、「神の宣告」を発動することができます。
獲得へぇ:47へぇ
今日の最高へぇ&MFD
今日のデュエビアは、明日使えるものばかりでしたね。
本日最も高い「へぇ」、56へぇを獲得した「モンスタートークンは装備カード化できる」には、こちらの――
金の脳を、プレゼントしたいと思いま~す!!
ちなみにこちらの金の脳は――
はいデッキケースになっておりま~す!!
はいがちゃりんこ。
そして今日の「MFD」、「マイ・フェイバリット・デュエビア」――
またまた「モンスタートークンは装備カード化できる」、こちらには――
「男子の脳」をプレゼントしたいと思いま~す!!
銀の脳はメルカリで売ってなかった。
ちなみにこの男子の脳、5本集めると金の脳と交換することも出来ま~す。
いらっしゃいませ~!!
明日のプレゼンター
哲学者アリストテレスは『形而上学』第一巻冒頭にてこう語っています。
「全ての人間は生まれながらにして知ることを欲する」
人はなぜ、ムダだと分かっている知識を追い求めるのでしょうか?
かのSF作家のアイザック・アシモフはこう言いました。
「人間は無用な知識が増えることで快感を覚えることができる唯一の動物である」
さて、明日は一体、どんな記事が私達を“へぇ”と言わせてくれるのでしょうか。
それでは皆様、またどこかでお会いしましょう。
特別企画「デュエビアの泉」でした。
*1:ムダ知識を紹介して「へぇ」をいくつ稼げるかという番組