かしこまメガトンパンチ

遊戯王とマンガ中心の雑記ブログ

【遊戯王】3分でわかる「攻撃した」と「戦闘を行った」

遊戯王というゲームでは、微妙なテキストの差で処理が異なることがあります。
攻撃対象にされないだの攻撃対象にできないだのこのカードをリリースしてだのこのカードをリリースしてだの色々ありますね。

 

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出展:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

 

 「攻撃した」「戦闘を行った」もその一つです。
オフ会に行くと、「攻撃した場合守備表示になる」《彼岸の旅人 ダンテ》はしばしば目にしますし、最近新規も増えた「剣闘獣」は「戦闘を行った」を条件に効果を発動します。
では、巻き戻しが起こったら?巻き戻しは起きていないが、バトルステップに攻撃対象がいなくなったら?ダメージステップに攻撃対象のモンスターがいなくなったら?

 

というわけで今回は、各種裁定から「攻撃した」と「戦闘を行った」の違いを推測……

 

しません。

 

一々裁定を見て法則を覚えなくても、遊戯王には珍しく確実なソースとなり、かつわかりやすくまとめてある教材があります。その名も……

 


遊☆戯☆王OCG パーフェクトルールブック 2018~!!

 


え、今更ルールブック?

と思う方もいらっしゃると思いますが、確実なソースを探すのがまあまあ面倒な遊戯王において、「ルールブックに書いてある」という情報そのものに価値があるかなと個人的には考えています。

今後の記事も、ルールブックに記載がある場合はなるべくそれに沿って解説していきたいと思います。

残りあと2分くらいか?

 

攻撃した

●ダメージステップまで移行した場合、その時の攻撃モンスターは「攻撃した」扱いとなる。
遊☆戯☆王OCG パーフェクトルールブック 2018 p.199

例えば、《エルシャドール・ネフィリム》に攻撃をしかけ、ダメージステップ開始時に発動したネフィリムの効果に《天罰》を発動し、ネフィリムを破壊したとしましょう。

この場合でも「ダメージステップまで移行」しているため、例に出した《彼岸の旅人 ダンテ》はエンドステップに守備表示になります。

逆に言えば、巻き戻しが起きる範囲では「攻撃した」の扱いにはなりません。

 

戦闘を行った

●ダメージ計算を行っていない戦闘は「戦闘を行った」扱いにはならない

遊☆戯☆王OCG パーフェクトルールブック 2018 p.203

肝心の「ダメージ計算」ですが、ダメージ計算時のタイミング、お互いのステータスを参照して戦闘ダメージの計算をしたりライフポイントを増減したり戦闘破壊を確定させたりのアレです。

つまり、先ほどのネフィリムの例のように「ダメージステップ開始時」もしくは「ダメージ計算前」に戦闘モンスターがフィールドを離れたら「戦闘を行った」扱いになりません。

逆に、何らかの理由でその後のタイミングで攻撃されたモンスターがフィールドを離れても「戦闘を行った」とされます。

 

解説終わり!

 

せんでん

最近、遊戯王のルールブックを読みなおしたのですが、「え、そんなことまで書いてるの……」みたいなルールまでキチンと書かれていて感動したドン引きしました。

間違えやすいルールなど、覚えておいて損が無いルールに関しては個別にまとめる予定ですが、「これ本当に使うのかよ」みたいなルールに関しては刺身さん主催のアドベントカレンダーでまとめて紹介する予定です。

アドベントカレンダーについて→遊戯王Advent Calendarがやりたいというお話 - デッキの生け簀

アドベントカレンダー自体も多様な記事が上がっておりますので是非チェックしてみて下さい。

 

それでは次回の記事でお会いしましょう!

次回予告→間違いなく遊戯王の記事ではない