【遊戯王】《墓穴ホール》で学ぶ「発動場所」と「ダメージステップの発動制限」
発売まで、あと8⃣日❗️
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2020年1月2日
【1/11(土)発売 ETERNITY CODE(エターニティ・コード)】✨👉『墓穴ホール』💦✨収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/SueK4GgvI3 pic.twitter.com/Or72RLqAuA
エターニティ・コードの発売が近づき、新規カードがぽつぽつと公開され始めています。
「墓掘りグール」「墓穴を掘る」「ホール」などを掛けたネーミングとコミカルなイラストではありますが、ノーコストで無効範囲が広く、バーンもついており更には《フレシアの蟲惑魔》にも対応していますので実用的でいいカードですね。
無効範囲が広いので「これは発動出来るんだっけ?」ということはほぼ無いカードではありますが、せっかくなので少しだけ解説していきたいと思います。
テキスト
手札・墓地のモンスターまたは除外されているモンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、相手に2000ダメージを与える。
「手札・墓地または除外されているモンスター」という範囲ですが、簡単に言えばフィールド外かつ公開情報で発動した効果は大抵止められます。
手札で発動
- 《エフェクト・ヴェーラー》
- 《原始生命態ニビル》 など
手札で発動し、コストで他の場所に移動した場合でも「手札で発動」とみなされます。
(但し、大抵の場合は墓地か除外にいるのであまり間違えることは無いと思います)
墓地で発動
- 《黒き森のウィッチ》
- 《超電磁タートル》 など
ちなみに、「破壊される代わりに墓地の自身を除外し身代わりにする」などの効果は、発動を伴わず適用されますので、《墓穴ホール》で無効にすることは出来ません。
除外されている
- 《ドットスケーパー》
- 《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》 など
《雪の天気模様》で付与された「このカードを除外して発動できる。デッキから「天気」カード1枚を手札に加える」のように、フィールドで発動を宣言し、コストで自身を除外する効果は無効に出来ません。
ダメージステップの発動可否
発動出来ません。
類似の効果で発動出来るのは「発動を無効にする」場合です(ドラグーンとか)
《墓穴ホール》は「効果(のみ)を無効にする」効果ですので、ダメージステップでの発動は出来ません。戦闘破壊され墓地に送られたことで発動したモンスターの効果は無効にできない、ということです。墓穴掘ってますね。
ダメージの発生条件
「効果を無効にした」場合のみ、2000ダメージが発生します。
ヘル・ゲルの記事で解説しましたが、遊戯王の効果処理は「実行不可能な処理があった時点で終了」します。
そのため、何らかの理由で効果を無効に出来なかった場合はその時点で効果処理が終了し、ダメージも発生しません。
(まあ、無効対象が手札や墓地・除外ゾーンにいる以上、このシチュエーションが発生すること自体が相当稀だと思いますが)
解説は以上になります。
新ルールにてエクシーズが使いやすくなったことと、新しい選択肢が増えたことで《フレシアの蟲惑魔》の採用率が上がったり上がらなかったりする可能性があったりなかったりするのでしょうか。
次の記事でお会いしましょう。ルールを守って楽しくデュエル!